市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん
2009年6月 8日 22:00 [日記]

子供が住みやすい街

■奈良市の子育て環境
 私はこれまで、子ども・子育て分野の活動を続けてきましたが、保育所が満員で子どもを預けるところがない、地域に子どもの居場所がない、教育費が高くて苦しいなど様々な悩みを聞いてきました。奈良市の合計特殊出生率(一人の女性が産む子どもの数)は1.1人と、全国平均の1.34人を大きく下回る一方、学童保育の利用者がこの10年で1.6倍に増加し、一部の学校では過密化するなど、少子化にも関わらず一人ひとりの子どもが大切にされていない現状があります。また日本は先進諸国の中で、GDPに占める子ども・教育予算が3.4%と最も低く、政策的な優先順位が低いことが指摘されています。ここ奈良市でも教育予算が毎年削られ、この10年で半減しました。


■子どもに優しい街
 一方、国連では、「子ども第一主義」を掲げ「子どもが幸せかどうか」を、その国の成熟度をあらわす究極の指標だとしています。今、話題のPISA型基礎学力の向上はもちろんですが、遊びの中から学んだり、地域との関わりから社会性を身につけるなど、子どもが大人に成長していく上で必要な環境を、私たちがしっかりと守っていくことが重要です。
 子どもに対する行政の支援は、ともすれば有権者である高齢者対策に比べ後回しにされることがあります。しかし、子どもの視点を活かしたまち
づくりを行うことは、今の政治に次世代の声をしっかりと反映することでもあります。仲川げんは、子ども目線を大切にして、これからの奈良像を皆さんと一緒に描いていきます。

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