日曜は朝から大伴家持下向(来越)の旅のオープニングイベントに伺いました。この企画は万葉集全4,516首のうち、最多の473首を詠んだ大伴家持が、746年に越中国守を命じられ、平城京の都から現在の高岡市に向け旅立ったその行程を、再び再現しようというものです。初日は平城宮跡の朱雀門を出発し、大津までの53kmを徒歩にて向かわれました。
高岡からは高橋市長や、前市長の橘衆議院議員をはじめ、40名を超える高岡市民の方々がバス2台で参加され、全国の万葉集ファンがつながっている様子を実感しました。
午前中は旧制奈良中ご出身で現在、高岡市万葉歴史館館長である小野先生のご案内により、佐保地区の歌碑めぐりが行われ、私も遅ればせながら多くの歌を勉強させて頂きました。ちなみに市役所の前庭にも「あをによし 奈良の都に たなびける 天の白雲 見れど飽かぬかも」という3602番の歌碑があります。
なお、高橋市長は同じ7月12日の選挙で初当選したというご縁に加え、10月11日に東京で行われるゆかりフォーラムhttp://www.nakagawagen.net/blog/2009/09/post-8.phpでもシンポジストとしてご一緒させて頂く予定です。