市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん
2009年9月 4日 22:00 [奈良市政]

新しい政治で究極のサービス業を

 解散総選挙も終わり、いよいよ新しい政治が動き始めました。利権やしがらみで一部の企業や個人が得をする政治から、誰もが幸せlこなれる市民が主役の政治に変えてほしいという声が全国で湧き上がり、国政・地方議会 を政権支代へと導きました。歴史的な投票率の高さはまさに市民による無血革命であり、新しい政治を興すルネッサンスでもあります。しかし、当選した候補者や与党に対しては、掲げたマニフェストの実行力や、次の社会像を提示できるかどうか、が問われることになり、これからがまさに本番です。

 私も7月31日の就任から一ヶ月が経ち、少しずつ市役所の全容が把握できるようになってきました。就任後にまず取り組んだ事は徹底したムダの洗い出しです。毎朝8:30から1時間は決済タイムなのですが、1つ1つの案件を精査し、予算の根拠や政策意義について担当者に質問を繰り返します。なぜ?と、うやって?いつまで?いくら?私の部屋はいつも疑問文でいっぱいです。本来は市長がそこまでやる必要はないのかも知れませんが、まずは職員を市民の感覚に近づける必要があると思い、時間をかけて実施しています。よく 「役所の常識=世間の非常識Jと言われるのも、市民の台所感覚からズ、レた事業・予算があまりにも多過ぎるからではないでしょうか。

 また、市役所といえば縦割りで愛想がないというイメ ージがあります。そこで最低限のマナーとして窓口や廊下等で、市民の方と会ったら明るく挨拶をする、また電話の応対で所属課と氏名を名乗ることを徹底する「接遇の基本確認週間」を8月後半に実施しました。庁議と呼ばれる毎週月曜開催の部長級会議や、課長補佐級以上(534名)対象の管理職会議でも全庁的な取り組みとなるよう繰り返し訴えています。いずれも社会人として当たり前のことではありますが、まずは凡事徹底により、 「当たり前のことが当たり前にできる」状態を早急に確立したいと思っています。そして、市民の皆さんから税金を預かり全体のために奉仕することのやりがいや感謝の気持ちを 「役所は究極のサー ビス業」という言葉で位置付け、市民の皆さんに満足のいくサー ビスを提供することを第ーに、日々成長する行政を実現したいと考えています。

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