市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん
2009年11月 6日 03:49 [日記]

中核市サミット2009

昨日から2日間、松山市で行われている中核市サミットに出席しています。今回のテーマは「結束・中核市~中核市から日本を変える~」、全国41の中核市から首長が集まり、国への提言や今後の地方分権のあり方について議論を行います。初日は会議に先立ち、私の所属する中核市制度研究プロジェクト会議があり、宮崎・大分・長崎・高松・東大阪・岡崎・大津・川越の各市長とともに参加しました。今後の分権如何によっては中間自治体である都道府県が廃止される可能性があるにもかかわらず、昨今の分権論議の主役が都道府県知事であることへの違和感や、市民・国民の暮らしに最前線で直接携わる基礎自治体の担うべき新たな役割等について話し合いました。また私たちのメンバーから釘宮大分市長が総務省の顧問(地域主権関係)に就任されたこもあり、今後の提言活動についても積極的な意見交換を行いました。午後からは4つのテーマで分科会があり、私は「住民主体のまちづくり」に青森・豊田・高槻・東大阪・下関・高知・長崎・宮崎の市長と共に登壇、「分権についての基本的考え方と具体的施策」というテーマに対し、国・都道府県・市区町村の縦の分権に加え、最前線である市区町村の域内分権(横の分権)が必要である点、その際には主役である市民目線の地域主権像を描く必要がある点を指摘しました。また具体事例として今年から施行した「奈良市市民参画と協働によるまちづくり条例」や、現在展開中の「市民がつくる第4次総合計画」(まちづくり市民会議)について紹介、企画立案段階から市民が参画できる仕組みやそのための情報公開について、また奈良市のめざす住民主権について紹介しました。各地からの事例報告も多岐にわたり、非常に参考になりました。

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