奈良市の事業仕分けが昨日から始まりました。今回は国や他の自治体の仕分けに携わる「仕分け人」と、公募による市民仕分け人、計15名が3つの会場に別れ、60事業を対象に市民の視点で要・不要を判定します。私は冒頭の挨拶で、今回の事業仕分けの目的を2点お話しました。一点目は3000億円という膨大な借金を抱えた奈良市の財政を早期に再建し、次の時代に引き継ぐためには徹底したムダの洗い直しが必要であること、もう一点は全てを行政が担う時代から、本当に行政がすべき事業に集中特化し、市民を始めとする民との協働や域内分権を図る時代へと質的転換が求められている、という点です。今回は県内初の実施であること、また連日、国の事業仕分けの様子がメディアで報道されている影響もあり、予想を超える多数の参加者がお越しになりました。午前の段階で既に用意した資料が無くなり、大慌てで資料の増刷を手配、又各会場でも立ち見が続出したため、一時間目が終わった段階でパイプイスを追加するなど、事務局は大慌てで対応してくれました。
初日の結果はHPに速報版を掲載していますので、ぜひご覧下さい。http://www.city.nara.nara.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1254196943321&SiteID=0000000000000
2009年11月23日 05:06
[日記]