市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん
2010年1月22日 22:00 [奈良市政]

予算査定に突入

 1月に入り、15日から来年度予算の市長査定が始まりました。予算編成の流れは、まず各部局から予算案の要求を受け、それに対し財政課が査定を実施、最後に市長査定を行い、3月議会に提出するという流れになっています。元々の厳しい財政状況に加え、世界同時不況の影響により本市でも大幅な税収減が見込まれていることから、各部局に対しては前年比20%減を念頭においた策定を指示しています。その上で、市長査定でどれだけ削ることができるのか、約2週間に渡り連日議論を行っています。ここ数年、相当厳しい予算シーリングを続けてきた結果、必要な予算まで確保できなくなるおそれがある一方で、時代に合わない華美なイベン卜やコンサル丸投げの調査事業があるなど、手法から見直せばまだ改善の余地は残されています。また各部局がそれぞれバラバラに予算を要求するため、横の連携や融通がほとんどない部分もあり、いわゆる縦割りの弊害も依然として残っています。例えば机やイスなどの備品についても、庁内を見渡せば余っている部署があるのに、十分調整せず新規購入の要望が上がってくることもあります。まず自分たちでお金をかけずに出来る方法を考える、という当たり前がまだ浸透していないように感じます。従来の手法に囚われず、財政規律とメリハリのある予算をめざし、しばし力ンヅメ生活に突入致します。

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