年明け4日、市役所でも仕事始め式を行いました。あいさつでは昨年、市の埋蔵文化財センターが発掘作業を行った奈良時代の木簡に書かれた「役人のぼやき」を取り上げ、現代の行政職員も先人の努力と叡智に感謝し、新しい時代に合ったサービスを構築していこう、と伝えました。具体的な話としては、まず市民から求められる役割や機能をしっかりと把握した上で、税をお預かりするという気持ちを持って使途や効果に対する説明責任を果たすこと、日常レベルで「仕分け」・「改善」・「創造」のサイクルを回し、より効果的に業務に取り組もう!としました。また、奈良市の今後の成長の柱は観光・環境・子育ての3分野であるとし、それらにおいていかに先駆的に価値を創造するかが地域経営のカギであるとしました。一年間、3000人職員一丸となって取り組んで行きますので、よろしくお願いします!