先の日仏自治体交流会議では20年以上の古参から、同世代の若手まで幅広い年代の市長が集まりました。2日目の昼食で同席したオータン市のレミ・ルベロット市長は34才で当選し、現在2期目(フランスでは一期6年)。元々経済学者で今でも週9時間は大学で教壇に立つなど、理論と実践をハイブリッドで取り組んでおられます。またキュサック市のドミニク・フェデュ市長は私と同様、昨年33才で当選し現在34才。ワインの産地と言うこともあり農場も経営されています。フランスでも国から地方への財源を伴わない分権が進んだことによって、地方は財政難に陥っているとのこと。また若者の政治意識も、国政では高く地方では低いといった日本と類似する状況があるようです。今後の自治体間交流では、互いの抱える地域課題へのアプローチにも重点を置き進めて行きたいと感じました。