5月からスタートした全8回のタウンミーティングも西部南地区で最終回。この地域は市の西端部ということもあり、大阪方面へのアクセスの良さから富雄川沿いの丘陵地を中心に高度成長期に宅地開発が進み、緑豊かな住宅地が広がっています。また最近では近鉄あやめ池遊園地の跡地が再開発され、大規模な都市開発も控えています。富雄・あやめ池・学園南・富雄南・鳥見・富雄第三・学園三碓の7地区で約6万8千人が居住されています。頂いた質問は以下の通り。(私の走り書きメモですので若干の違いはご容赦ください)
Q,西部図書館の駐車場整備事業は、バスでの来館を呼び掛けることにより不要となるのでは?ハードの予算をソフト(図書購入費)にかけるべき
A,確かにバス停が近くにあるが、今回の工事では駐車場の規模もさることながら、入出庫時の安全確保をねらいとしている。ムダのないよう、整備していきたい。
Q,あやめ池駅のバリアフリー化及び側溝のフタ設置、近隣の1号踏切の拡幅を
A,市の管理できる範囲外のものもあるが、必要性の高いものについては今後、鉄道事業者とも協議を行っていきたい。
Q,奈良市の財政状況をHP上でもっと分かりやすく公開すべき
A,他市のHPも参考にしながら、改善していきたい
Q,市営住宅の滞納家賃問題には、もっとしっかりと対応すべき
A,これまでも滞納や不正入居等の問題が指摘されていることは認識しており、組織体制も含めて力を入れていきたい
Q,近所の公園の草木が手入れされておらず、子どもたちが遊ぶことができない。毎年のことなので、草木が伸びきった状態になる前に対応すべき
A,予算の単年度主義という「役所的事情」により、新年度に入ってからでなければ業者への発注(入札)ができないという問題もある。入札については現在告示中であり、業者選定後、可能な限り迅速に対応したい。