昨年の国勢調査の速報が出され、奈良市の人口は前回17年調査に比べ、3,574人(1%)減の366,528人となりました。奈良県全体では1,399,978人と、5年間で1.5%減少し、県内12市でも香芝市・生駒市・葛城市、橿原市など6市町では人口が伸びていますが、奈良市を含む残る33市町村では、減少傾向が明らかになっています。
一方、世帯数は147,408世帯とこの5年間で6,864世帯も増加しています。この傾向は県全体でも同じで、昭和30年の調査から一貫して増加し続けている(県統計課)ようです。
今回の統計を奈良市と同規模の中核市と比べると、40市中この5年間で人口が増加したのは21市で、最大は船橋市の6.9%増、一方、減少したのは19市で最大は函館市の5.1%減でした。奈良市は減少率では14位となります。関西では大津市(4.3%増)や西宮市(3.8%増)・高槻市(1.6%増)が伸びており、これらは大阪近郊の「ベッドタウン市場」としては奈良市のライバルと言える存在かもしれません。
今後、日本全体が縮小傾向にある中で、限られたパイを奪い合う「自治体間競争」も激化が予想されます。 人が移り住みたいと思う街とは?子どもをもっと産み育てたいと感じられる環境とは?この先もこの街で暮らし続けたいと思う要素は?いろんな角度から検証し、実践していきたいと思います。
一方、世帯数は147,408世帯とこの5年間で6,864世帯も増加しています。この傾向は県全体でも同じで、昭和30年の調査から一貫して増加し続けている(県統計課)ようです。
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今後、日本全体が縮小傾向にある中で、限られたパイを奪い合う「自治体間競争」も激化が予想されます。 人が移り住みたいと思う街とは?子どもをもっと産み育てたいと感じられる環境とは?この先もこの街で暮らし続けたいと思う要素は?いろんな角度から検証し、実践していきたいと思います。