昨日・一昨日と多賀城市の菊地健次郎市長が奈良市役所にお越し下さいました。3月11日の発災以来、救援物資の搬送や避難所運営支援、下水道の復旧事業等に、計188名の職員を派遣したことに対するお礼の言葉を頂戴しました。現地では着実に復興が進んでおり、9月上旬に今後10年間の復興計画を策定されるとのこと。その一方で、がれきの処理に苦労されている事や、被災者の今後の支援等、まだまだ難しい問題があるとも話されました。また新内閣に対しては、「市の財政が底をつきつつあるので、3次補正を早急にやってもらわなければ」、と取材に応えておられました。奈良市では、今後も要請があればあらゆる支援を行うこと、また市民間の交流や物産展等の購買を通した支援を積極的に行いたい、とお伝えしました。