市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん
2012年1月27日 22:00 [市議会]

前議長、逮捕

1月20日、山本清前奈良市議会議長が贈賄申し込み容疑で大阪地検特捜部に逮捕されました。昨年6月の議長選以降、市政を混乱に陥れた事件は最悪の結果となりました。所属会派である政翔会の関与についても引き続き捜査が行われるとのことですが、改めて3年前の夏、皆さんが一票を投 じた議員が日々どのよ う な仕事をしているか、大きな関心をお持ち頂ければと思います。選挙の時だけ市民の前に現れ、耳触りの良い事を言う。次に会うのは4年後、という話もありますが、政治腐敗の最終責任は有権者にあるのも事実です。一部の利益だけを守ろうとするのではな く、出来ること と 出来ないことをはっきりと線引きをし、市民全体の利益を考える真の政治家がもっと増えることを願います。

 24日に招集 された第180回通常国会では、社会保障と税の一体改革が最大のテーマとな りますが、与野党ともに必要な事は、 国民から嫌われる政策や選挙に不利な議論も避けずに正論対正論でしっかりと討議を尽くす事です。私は社会保障と税を一体的に議論する事から始めるのではなく、あらゆる財源確保策の最後の手段に税は位置づけるべきであると考えます。その意味で、年明けから一気に加速してきた公務員給与や議員定数カットはまず「いの一 番」にやり切る覚悟が必要です。さらに我が国最大のムダである、国を頂点とした官僚機構を抜本的に見直すべきです。なぜ公務員が必要か?どこまでを行政が担うべきか?その財源は誰が(どの世代が)負担すべきか?いずれも子どもの質問のように聞こえますが、今の日本が問われている大きなテー マです。 これまでの行政や自治体のあり方を、もう一度すべての国民が我が事 と して考えることで、本来のあるべき姿が見えてきます。国も地方も大転換が求められる中、どちらが先に国民の信頼を取り戻し、次世代に向けた新たな体制を築くことができるか?奈良市も最後尾から猛追していきます。

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