昨年の東日本大震災に伴う原発事故以来、学校給食等に対する食の安全性確保を求める保護者の声が多く寄せられています。奈良市では既に小・中学校の給食において産地を切り替えるなどの対策(入口対策)を講じていますが、今回新たに放射性物質の検査装置を保健所に導入し、3月より市内の学校や保育園等で子どもたちに提供されている全ての給食を対象に被爆線量検査(出口検査)を実施、その結果を公表することにしました。今回の検査では4月から引き下げられる基準値(100ベクレル)のさらに5分の1程度までチェックを行う事が可能です。入口と出口を両方押さえる「ダブルチェック」は県内初となります。
2012年2月24日 21:23
[奈良市政]