先日の記事でもご報告しました通り、マニフェストの「医師・看護師不足対策」は順調に進んでいます。しかし市立病院の建替えに伴う機能拡充や、市内全域での慢性的な看護師不足にも抜本的な対策が必要となることから市独自の看護専門学校を設置するべく、準備を進めてきました。開校にあたっては学校建設の初期投資や毎年の運営経費の負担に加え、専門課程を指導する教員や実習現場の確保が大きな課題となります。そこで現在市立奈良病院の管理者であり、他市での看護学校運営実績を持つ地域医療振興協会の全面的な協力を受け、ようやく今春の開校を迎えることになりました。今回は協会が建設し、春から市が借り受ける予定の学校施設が完成しましたので、その概要をお伝えします。
教室の様子(教壇上は市立病院の西尾管理者)
1学年40名の3学年制の規模となります。
校長予定者の菅さんによる施設案内
明るく開放的なテラス
図書室には専門書から一般教養まで幅広く蔵書が並んでいます
地階には200名が収容できるホールもあります。市民向け健康講座等での活用も可能です。
このような恵まれた環境の中で、これからの奈良の地域医療を支える人材が一人でも多く巣立ってくれることを願っています。