保育所定員は4年間で657名増に
先日、子どもの日に総務省が発表した統計では子どもの数が1950年以降最少の1649万人となり、32年間連続の減少と報じられました。第2次ベビーブーム世代の後、日本社会は一貫して少子化の流れを歩んできたことになります。奈良市でも最優先課題として取り組んでいるのが待機児童対策です。この4年間で新設5園(含建設中)に加え、既存園の増改築等により657名分の受入定員を確保、また幼稚園の認定子ども園化(保育園機能の追加)や延長サー ビス(17時までの預かり)の開始など、あらゆる手段を講じ受入増を図っています。
親しみやすい母子手帳-イクメン手帳を
先日は奈良市の観光特別大使である堂本剛さんがデザインした母子手帳が全国で話題になりました。過去のインタビュ ー の中で「子育てするな ら奈良に戻 りたい」 と仰っていたのを拝見し、直談判で協力をお願いしたところ快諾頂き、今回のリニューアルとな りま した。 奈良の大らかな自然のように、あたたかい雰囲気の中で子育てを楽しんで欲しいという思いで制作しましたが、そもそもなぜ「母手」手帳なのかという疑問が湧いてきました。父親の子育て参加が第二子以降の出産に影響を与えるとも言われており、今年は父子手帳ならぬ「イクメン手帳」を作る事にしました。小さな取り組みではありますが、「子育てするなら奈良!」と思って頂けるように今後も知恵を絞りたいと思います。
2013年5月10日 22:00
[奈良市政]