一期目の公約で掲げた市長退職金の全額返上を、二期目も引き続き実行する条例案を3月議会に提出。可決されたことにより二期連続の返上が実現しました。
元々、市長の退職金は4年の任期ごとに支払われ、特に奈良市では一期4年で3,450万円と高額なことで 知られていました。確かに「政治家の報酬は安ければ安いほど良い」「仕事をしないから報酬を下げるべき」という論調もありますが、私はあくまでも報酬に見合う成果を出すことで期待に応えるのが本来の形だと思っています。
一方、一市民の立場で見たときに、あまりにも高額な退職金について違和感を覚えるという声は、一期目の選挙の際から非常に大きいものがあったのも事実。厳しい財政状況の中、職員の給与や退職金もカットしている中で、まず首長としての姿勢を示す事が重要だと考え、二期連続で全額不支給(0円)とする今回の決断に至りました。
なお、市長以外の特別職につきましては、既に教育長・水道事業管理者・常勤監査委員も市長同様、「不支給」とさせて頂いています。
2014年4月12日 21:26
[奈良市政]