「古都華」皆さんはもう食べましたか?「あまおう」や「とちおとめ」よりも糖度が高いと言われる奈良県新品種のいちごです。今年はすでにシーズンが終わってしまいましたが、11月から春先にかけて街中を幸せな香りでいっぱいにしてくれるイチゴは、奈良の特産品でもあります。奈良市では昨年から「攻める農業係」を設置、今年からは10名体制の「奈良ブランド推進課」を立ち上げ、主にお茶・イチゴ・日本酒のPRとブランド化に取り組んでいます。
今回、奈良市では県内最大の「古都華」生産地である平群町と連携協定を結びました。平群町は菊やバラの栽培で有名な農業先進自治体で、「古都華」も奈良市の10倍の約50トンを生産されています。奈良市のイチゴ農家でも、独自に海外への売り込みに成功している事例もあり、特に型崩れしにくい「古都華」の特性を活かした販路開拓ができれば、と期待しています。その他、農家同士の情報交換や、共同で商品開発を行うなど、産地連携による相乗効果を生み出していきます。
今後も様々な分野で自治体間の水平連携を進めていきたいと思います。